さて、いよいよThanksgiving前日となりました。といっても、本場のサンクスギビングがいまいち何なのか、まだよくわかりません。これまでわかったことを列挙します。

サンクスギビングって、

  • 【なに?】アメリカのサンクスギビングの起源は1620年頃まで遡るそうで、サンクスギビングは日本語で言うと「収穫祭」。より詳しい歴史の説明はWikipediaのリンク(英語)を貼っておきますので適宜参照してください。
  • 【いつ?】アメリカでは、11月第4週の木曜日が、サンクスギビングデーとして休日。翌金曜日も一般的に休日となり、土日を含め4連休。学校や州によっては、更に長く休む場合も。
  • 【何するの?】サンクスギビングの一般的な過ごし方は、「家族と感謝祭のディナーを一緒に食べること」、そして「家族とまったり過ごすこと」。よって、実家に帰る人が多い模様。
  • 【家遠い人は?】アメリカは国土が広く、例えば、東海岸のボストンから西海岸のロサンゼルスへは飛行機で片道6時間。実家が遠くても帰れるように4連休あるのかも(推測)。
  • 【帰省ラッシュは?】飛行機の運賃は爆上がりしており、交通渋滞も半端じゃないとのこと。それを嫌って帰らない人もいるらしいが、下記の通り多くの学生が移動している模様。
  • 【学校の様子は?】いつも夜中まで空いている図書館が水曜日は午後5時まで、木曜日以降は終日完全クローズ。大学のダイニングホール(食堂)および軽食スタンドも、木曜朝から日曜夜まで全てクローズ。働いている職員への配慮かと思われる。ちなみに先ほど水曜の夕方に食堂へ行ったところ、スッカスカのガラガラ。授業も、昨日今日あたりは明らかにいつもより人が少ない。毎週出席を確認する先生も今週の授業ではしなかったりと、実家へ帰るのであろう学生たちへの配慮(?)もみられる。しかし逆に、食堂や図書館が完全クローズしたりと、留学生をはじめとする実家に帰らず旅行にも行かない学生たちへの配慮は、特にない(笑)。

こんな感じです。留学生の中でも、実家がわりと近いアメリカ人の友達と仲良くなって家に呼んでもらったりする人も稀にいるみたいですが、残念ながら私はそうはならず、かといって旅に出るにも、車の免許はまだ取ってないし(あっても渋滞がやばそう)、飛行機の運賃は爆上がりしているしで、残留(?)決定です。

本場のサンクスギビングが何なのか、やはり体験してみないとピンとこなさそうです。というわけで、申し訳ありませんが、今年はこれ以上の情報はお伝えできそうにありません。

なので、

代わりと言ってはなんですが、昨年私が実際に体験して最高に素晴らしかったThanksgiving 25の様子と動画を紹介したいと思います。

私が参戦したのは、昨年8月5日の日産スタジアム……

そう、Thanksgiving 25とは、私の大好きなMr.Childrenのデビュー25周年ツアータイトル!(*≧∀≦*)

どのくらいミスチルが大好きかと言うと、デビューした1992年から現在2018年までの約250曲、全曲iPhoneに入れていますし実際に全曲聴きます。更に、少なくともその半分以上はイントロの1音目でどの曲か当てられる自信があります(笑)。

あとは、ミスチルはとにかく曲の幅が広いので、例えば友達の今の気分や他に好きなアーティストなんかを聞けば「それなら、この曲かあの曲、それかこのアルバムがお薦めだよ!」なんていう風に、歌詞や曲調をもとにミスチルの曲ソムリエもできます(笑)。

そのMr.Childrenが昨年行ったデビュー25周年記念ライブツアー「Thanksgiving 25」、本当に素晴らしいライブでした。そんなMr.Children、あまりにも名作が多いのでついつい10年前20年前の曲を聴いてしまう人も多いと思いますが、最近もカッコよくて素敵な曲をどんどん出してるんです。

というわけで、最新アルバム「重力と呼吸」にも収録されており、昨年のThanksgiving 25ツアーで演奏された「himawari」をお届けします。歌詞も下に貼っておくので、宜しければぜひ合わせて楽しんでください!

himawari

作詞・作曲:Kazutoshi Sakurai

 

優しさの死に化粧で

笑ってるように見せてる

君の覚悟が分かりすぎるから

僕はそっと手を振るだけ

 

「ありがとう」も「さよなら」も僕らにはもういらない

「全部嘘だよ」そう言って笑う君を

まだ期待してるから

 

いつも

透き通るほど真っ直ぐに

明日へ漕ぎだす君がいる

眩しくて 綺麗で 苦しくなる

暗がりで咲いてるひまわり

嵐が去ったあとの陽だまり

そんな君に僕は恋してた

 

想い出の角砂糖を

涙が溶かしちゃわぬように

僕の命と共に尽きるように

ちょっとずつ舐めて生きるから

 

だけど

何故だろう 怖いもの見たさで

愛に彷徨う僕もいる

君のいない世界って

どんな色をしてたろう?

違う誰かの肌触り

格好つけたり はにかんだり

そんな僕が果たしているんだろうか?

 

諦めること

妥協すること

誰かにあわせて生きること

考えてる風でいて

実はそんなに深く考えていやしないこと

思いを飲み込む美学と

自分を言いくるめて

実際は面倒臭いことから逃げるようにして

邪(よこしま)にただ生きている

 

だから

透き通るほど真っ直ぐに

明日へ漕ぎだす君をみて

眩しくて 綺麗で 苦しくなる

暗がりで咲いてるひまわり

嵐が去ったあとの陽だまり

そんな君に僕は恋してた

そんな君を僕は ずっと

 

いかがでしたでしょうか。ちなみに最新アルバム「重力と呼吸」にはまだまだ聴きごたえのある楽曲がいくつも収録されているのですが、中でも私は「皮膚呼吸」がすごく素敵で気に入ったので最近聴きまくってます。こちらはまだYouTubeで聴いたりできないので、ぜひアルバムをお買い求めいただくか、レンタルCDショップへ足を運んでください(笑)。最近ミスチルSportifyを始めていてビックリしたのですが、最新アルバムは今のところ配信されていないようです。

あとは季節柄、秋から冬にかけては、2000年発表のアルバム「Q」に収録されている不朽のラブソング「口笛」がより一層素晴らしく響くような気がして、よく聴きますね。こちらは公式からはUPされていませんが、いくつかの音源がYouTubeにUPされています。ファンの人気曲投票でも1位を獲得したことがある「口笛」を聴いてみたい方や、懐かしくなった方は、ぜひYouTubeやSpotifyで検索してみていただくか、アルバム「Q」もしくは「Mr.Children 1996−2000」を入手してみてください。

…….途中から大学院留学と全然関係ない話になってしまいました(笑)。次回からはまた当地での留学生活の話を中心に書いていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

See you around:)