出願結果が出揃いました!なんと2戦2勝です!&一部奨学金支給が決まりました!大学院進学を思い立ってから今日までの自分の頑張りを、未来の自分に伝えるためにも結果を記録しておきます。このブログを訪問してくださった海外大学院を目指す方の参考にもなれば幸いです。尚、キャンパスビジットエッセイ推薦状TOEFL iBTGRE、などについては、別記事にて詳細をまとめておきますので、宜しければ併せてご参照ください。

出願結果!

Fletcher (Tufts)

early notification=11月出願(面接のみ10月実施)。

→ 12月半ばにearly notificationで合格通知!コースはMALD。

→ 今朝、奨学金一部支給(=学費が一部免除!)の決定通知。

SAIS (Johns Hopkins)

early notification=11月出願(面接のみ10月実施)。

→ 12月下旬にearly notificationでdeferの判定。自動的にRegular poolでの選考へ。

→ ちょうど4日前に、合格通知!&奨学金は0と通知。キャンパスはD.C.2年でコースはMA/International Development(選抜コース!)。

SIPA (Columbia)

early notification=11月出願を予定していたものの出願書類が間に合わず、より志望度の高い上記2校の出願を優先させる為に、SIPAについてはearlyでの出願を断念。その後regular deadlineつまり1月の出願を検討していたが、12月半ばにフレッチャーから合格通知をいただいたので出願取りやめ。

勝因と思われるもの

  • キャンパスビジット及び現地での面接(on-campus interview)により、在学生・教授・アドミッションの方々とお話しをさせていただいて、学校と自分とを具体的に結びつけられたこと、及び、出願書類の中にはスペースやフォーマットの関係で書ききれなかった経験や意欲や熱量のアピールができたこと。
  • 職務経験:民間企業で国内勤務だったので、直接的に国際関係や国際開発と関わる職歴では全くなかったものの、自身の経験や実績(一番良かった時期のエピソードばかり猛烈にアピールしました笑)と将来のキャリアビジョンを効果的に結びつけられたこと。
  • アカデミックバックグラウンド:学部時代に国際関係や国際開発に関連する勉強を、主専攻のゼミや、サークルや、国際学生会議のようなものを通して行なっていたこと。加えて、海外経験(交換留学、短期留学、旅)や第二外国語(フランス語B2)についても一定以上の評価が得られた可能性あり。
  • 完成度の高いエッセイ:上記の全てが最大限伝わるように何度も推敲を重ねたこと。素晴らしい英語の先生と、素敵な準ネイティブの先輩と、仲良しの準ネイティブの友達に、毎回的確なアドバイスを何度もいただけたことで、英語面及び内容面の双方で今できる全力を注ぎ込んだエッセイを書き上げられたこと。
  • 強力な推薦状:自分のことをよく知っている大先輩方に、推薦状を通してそれらの経験やバックグラウンド、そして人柄やポテンシャルを、大変ありがたいことに高く評価していただけた(と思われる)こと。そして自分がエッセイに書いた内容をオーソライズしてもらえた上、エッセイに書ききれなかったことや自分では書けないことも補完していただいた(と思われる)こと。
  • 決して悪くはないTOEFL iBTスコア:大学院に提出できたスコアは結局、103(R27, L26, S23, W27)で、後日104(R29, L27, S20, W28)に差し替え。

しょうがなかったもの

  • GPA:どれだけ悔もうが一切変えられないので、こればかりは仕方がありません。私は学部GPAは3.29でしたので、3.7前後を平気で取ってくる米国の学生と比べてしまうと劣後しますが、日本人としては悪くないと思われたと思います。なぜかというと、私がリサーチした範囲で出した結論は、日本人のGPAが低いことは各学校のアドミッションから「仕方がない」(企業の多くが新卒総合職採用と終身雇用制度を維持してきた日本社会の仕組みからして大学生GPAが低いのは構造上の問題)と思われているようだからです。故に、GPAが仮に2点台(あるいはそれより下)だとしても、致命傷には全くならなさそうです。GPAは高ければ適切に評価されます(間違いなく加点されます)が、GPAが低くても他の出願書類やアドミッションとの直接コンタクトで十分挽回可能だと思われます。逆に、GPAが高くても、エッセイ等で手を抜いた場合はまず受からないと思います。
  • 交換留学中の成績:これは私は悲惨で、1年間で15個の授業を取ったにも関わらず、15個中3個の授業しか単位をもらえませんでした。そして成績表の提出が求められていたのでこの事実は隠せませんでした(笑)。これもどれだけ悔もうが一切変えられないので、出願書類の追加情報を記載できる欄や、現地での面接時に、弁解しておきました。もちろん弁解の際には、ポジティブな弁解になるよう心がけました。

もっとやるべきだったもの

  • GREのQuantitative(Q)セクション:これだけは明らかな準備不足であり、出願プロセスの中で唯一大きな悔いが残る点です。私はもともとGREのVerbal(V)とAnalytical Writing(AW)は一切対策する気がなく、素の状態で勝負をしようと思っていたので、VとAWの点数については全く後悔していませんが、数学が不得意にも関わらず練習問題を半周しかせずに挑んだQの点数がまずかったと反省しています。ちなみに、そんな私のGREスコアはAW:3.5(42%), V:145(27%), Q:155(59%)でした。「たられば」ですが、Qが165~170あれば、SAISもearly notificationで合格できたかもしれないし、奨学金のオファーもあったかもしれないという感覚です(キャンパスビジット時のアドミッションの印象から推測)。
  • 決して高いわけではないTOEFL iBTスコア:これももう少し高い点数を取っておけば、より良いポジションで戦えたのではないかと思っています。願わくば100点台後半〜110は欲しかったところです(私の場合、発射台が70点台だったので、104でも相当伸びたことは間違いないのですが)。

進路について

というわけで2戦2勝となりました。普通はきっと少なくとも3校以上受けられる方が多いと思いますが、大本命の2校だけに出願して、大本命の2校共に受かることができて良かったです。その2校から1校を選ぶのは大変難しく、また両校はいずれも国際関係分野のトップ校ですが、全く違う個性や特徴を持っているので余計悩んでしまいます。嬉しい悲鳴です。この究極(?)の決断を4月半ばくらいまでにしなければいけないのですが、しかし、私の心は実はもうほとんど決まっています。来たる大学院生活に向けて、今はできる準備を最大限していこうと思います。

これまでの話、これからの話、マイペースに更新していこうと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

今日はここまで。

Ciao:)