昨日はベルギー戦お疲れさまでした。素晴らしいゲームだったので大満足なのですが、しかし素晴らしいゲームだっただけに最後勝ちきれなかったのがショックで、もう次の試合が見れないという事実を受け止めるのに時間がかかりました。

日本時間は夜中の3時キックオフだったと思いますが(本当にお疲れさまです)、米国東海岸は夏時間で14時キックオフでした。サマースクールの授業は基本的には午前中だけなので、サマースクール用の寮のロビーでみんなで観戦しました。スポーツの力ってすごいなと思います。スポーツだけでなく、音楽や芸術や旅などもそうだと思いますが、良い意味で「同じ空間や経験を共有して心が通う」ことの素晴らしさを改めて実感しました。8年前のW杯パラグアイ戦は大学の友人10人くらいで友達の家で観戦していて、4年前のW杯コートジボワール戦は東京ドームのパブリックビューイングで友達4人と観戦していて、どちらも今でもよくおぼえています。今回のベルギー戦も、きっと何年経っても忘れないでしょう。

そして今回のW杯、個人的には開幕前から、周りがよく見えていて中盤で攻撃を組み立たり前線からの守備もできる香川・柴崎と、点を決めてくれそうな大迫・乾、そして守備でリスク管理ができる昌子、といったあたりがスタメンで出れば強豪相手でも十分戦えると思っていたので、第1戦から勝ちに行く気持ちで応援していました。もちろん左記以外の選手も、ここ一番で得点を決めた原口や本田や、攻守にわたって活躍した長友や酒井(宏)をはじめ、全員一丸となった素晴らしい戦いぶりだったと思います。

今回のW杯、色々な感想を持つ方がいらっしゃると思いますし、どの意見が合っていてどの意見は間違っているということはないと思います。しかし私個人の抱いた感想としては、技術や戦術面およびメンタル面で、これからも日本人選手の良さを上手に引き出してくれそうな西野監督に、この先も少なくとも4年間日本代表を率いてほしいと思いました。そして何よりも、各リーグでの、選手たちの更なる活躍を楽しみにしています。

[picture: Football ZONE WEB, Original version of the picture: Getty Images]

See you soon:)