プレセッションコース、なんとか1週間サバイバルして折り返し地点です。一言でいうと「超刺激的」です。ちなみに二言でいうなら「めっちゃキツい」けど「ほんと楽しい」ですね。笑 今日はプレセッションの様子と魅力をお届けします。

プレセッションって?

秋学期が始まる前の「夏期集中授業」で、8月後半の2週間毎日授業があります。MIBの学生は必修、MALDをはじめとするMIB以外の学生は任意で履修できます。パスすれば1.5単位が獲得できます(セメスターの授業と比べて総時間数が約半分なので、通常授業でもらえる3単位の半分の単位)。

今年のプレセッションはDesign and Monitoring of Peacebuilding and Development Programmingが開講されておらず(来年も不明)、MIB向け必修科目であるStrategic Managementのみの開講です。今年は参加40名のうちMIBが34名、MALD等の学生は私を含め6名です。

Strategic Management

本授業を担当するBhaskar教授は、元マッキンゼーのパートナーで、ハーバードやMITで教鞭をとった経験もあるそう。現在はMIBプログラムの学長でもあります。実際の企業が過去実際に直面した事例について、5フォース分析やバリューチェーン等のフレームワークを使いつつ、教室内の議論や分析・解説によって理解を深めていきます。その他の特徴は下記の通りです:

  • MBA型の授業:
    • 毎日、図表込みで20〜30ページくらいのケース(実際の企業が実際に直面したストーリー)を1つ、日によっては2つ、読み込んでから授業に臨みます。例えばコーラからテスラまで新旧幅広い企業や業種を扱います。
    • 授業中は素敵な教授のファシリテーションのもと、活発な議論が行われます。授業前の十分な準備に基づく、授業中の積極的な挙手・発言が求められます。
    • 教室は半円形の劇場型教室で、各自着席したら自分の机の前にネームカードを出しておく決まりになっています。議論しやすい教室です。
    • ちなみに成績評価に際しては、class participationだけでなく、group workやfinalの出来も重要になります。
  • 授業は毎日およそ3時間ですが、それ以外に5人1組のグループワークがあります(2週間で、結構重めのグループ課題3つ)。授業時間と予習時間の他に、グループワークにかなりの時間を割くことになります。また、Finalに備えて復習時間も必要です。
  • 毎日ではありませんがランチディスカッションの日が設定されています。タダでご飯を食べつつ、ゲスト教授の話(ミニ講演)が聴けます。例えばこの前の水曜日の、法律畑の教授による「クロスボーダーM&Aと国家安全保障」の話は非常に面白かったです。
  • クラスは40名程度しかおらず、授業もランチも毎回自由席なので、グループ以外の人とも1週間もすればほぼ全員と喋れますし友達もできます。MIBの学生が多いとはいえ、さすがフレッチャーの学生、出自から職歴まで各々のバックグラウンドは非常に多様で全く飽きません。
    • 例えば国籍で言えば、アメリカ、カナダ、ベネズエラ、イタリア、パキスタン、インド、シンガポール、モンゴル、中華人民共和国、日本など。またアメリカ人の中でも、親御さんの出身地はアメリカだけでなく、ジャマイカ、ボリビア、ポーランド、韓国など。とにかく多岐に渡ります。

プレセッション参加のすすめ

MIBの方は必修ですが、MALD等の方は任意なので受講する人は極めて少数派です。それではなぜ私がプレセッションに参加しているのかというと:

  • 扱うテーマ自体とMBA型授業がどちらも面白そうだと思ったから。→めっちゃ面白い!
  • 秋学期が始まる前に英語での授業・議論・グループワーク・試験に慣れることができる機会だと思ったから。→英語力向上の必要性を痛感できている…!一方で、自信がついた面も!
  • MIBの友達ができるチャンスだと思ったから。→たくさんできそう!

というわけで、プレセッションおすすめです。なんて言いながら成績悪かったり単位落としたりしたらカッコ悪いので、まずは来週まで頑張ります。

 

See you soon:)