さて、今回のDCキャリアトリップでは、行きは飛行機、帰りはバスを使いました。前回のNYキャリアトリップも同じく、行きは飛行機、帰りはバス。

飛行機を使う理由は、時間と利便性です。バスを使う理由は、コスト。では電車を使わない理由は?下記にまとめてみました。星3つ満点で評価です。尚、コスト情報は2019年2月末現在の情報です。

【飛行機】

  • 時間:★★★(片道、BOS-NYが1時間弱、BOS-DCだと1時間半程度のフライト)
  • 費用:★★☆(片道、安い時に買えれば100ドル前後〜高いと青天井)
  • 頻度:★★★(2時間毎に1~2本くらいの高頻度)

【高速バス】

  • 時間:★☆☆(片道、BOS-NYと、NY-DCが、それぞれ4時間半程度)
  • 費用:★★★(片道、安い時に買うと20ドル弱〜通常でも40〜50ドルが多い)
  • 頻度:★★★(2時間毎に2本以上くらいの高頻度)

【高速鉄道】

  • 時間:★☆☆(高速鉄道なのに高速バス並みの所用時間*)
  • 費用:★☆☆(飛行機並みの料金か、それより高いことも多い)
  • 頻度:★★☆(本数はそれなりにある)

*アメリカの高速鉄道は、貨物列車と線路を途中共有しているらしく、高速鉄道とはいえ日本の新幹線のように常に早いスピードで走れない(貨物列車が前がつっかえてたら減速しないといけないから時間がかかる)らしいです。

【総評:オススメ度】

  • 時間が大事なら飛行機がオススメ**。費用も、日本の国内線と比較すれば遥かに安いです。
  • 費用を浮かせたいならバスが最適。ただし、ボストン〜DCを同じ日に一気に乗ることはオススメしません(4時間半×2=9時間は辛すぎる)。私は今回は、DCキャリアトリップ後にバスでNYへ行き、NYで2泊してから、バスでボストンへ帰りました。

**飛行機予約の際は、空港に注意してください。ボストンはローガン空港のみですが、NYエリアには「ラガーディア」「JFK」「ニューアーク・リバティ」という3つの空港があり、DCエリアには「ロナルドレーガン」「ダレス」「ボルティモア」という3つの空港があります。

都心に出たい場合、最も便利なのはNYならラガーディア、DCならロナルドレーガンです。

また逆に、都心まで明らかに不便なのはボルティモアです。ボルティモア空港があるボルティモアという町から、DC中心部まで来るのにはかなり余分に時間とお金がかかります(格安航空でも、ロナルドレーガンとボルティモアの両方に就航しているキャリアがあるので要注意です)。

【長距離バス会社はGreyhoundだけではない】

アメリカに来る前、Greyhoundの名前は聞いたことがあったのですが、他にも良いバス会社があることをこちらに来て知りました。それがMega-busやPeter panです。

Mega-busとPeter panどちらも乗ったことがありますが、どちらも非常に快適で、係員の対応も良く(と言っても日本と同じ対応を求めてはいけません、あくまでアメリカクオリティの中ではレベルが高いと思ったということです笑)、時間に正確に運行しようとしていると感じました。

一方、Greyhoundでは理由不明の遅延からの振替を一度経験しました。一番古くからあるGreyhoundよりも、後から参入してきたMega-busやPeter panの方がより顧客志向で企業努力をしている印象がある、と言っているアメリカ人もいました。

東海岸の三大都市(ボストン・NY・DC)へ住まれる方は、ぜひ週末や三連休を利用したりしてお手軽に隣の町も訪れてみてください。それぞれ全然キャラクターが違う町で面白いですよ。

See you soon:)