3月3週目は、1週間の春休みでした。もともとイスラエル・パレスチア方面に行こうとしたものの、シリコンバレーに行く予定になり非常に楽しみにしていたところ、それが見事に延期になってしまって笑、最終的にはパリに用事ができたのでパリとロンドンへ行ってきました。

まず何より親友たちと再会できて沢山話せて、また用事(いずれ時間ができたら記事にするかもしれません)も充実していて、更に空き時間にはブレクジット反対デモの100万人行進にも参加できて(スマホでデモ隊の現在地と進行方向を把握して勝手に合流し、15分だけ混ざりました笑)、楽しい春休みでした。

さて、アメリカにF-1という学生ビザで滞在している私は、アメリカ入国時には常にVISAとI20(アイ・トウェンティ)という書類をセットで携行していなければいけません。VISAはパスポートに張り付いているので忘れようがないのですが、I20はA4の紙ペラ3枚で、アメリカ入国時以外には使わないので存在感が薄く、うっかり忘れやすい代物です。

I20をパスポートと一緒にしておけば良いじゃん、と思ったあなたの指摘はごもっともなのですが、アメリカの運転免許を取得していない自分はレストランやバーやスーパー等でお酒を買うためにパスポートが必要なので、よく持ち歩いてしまうんです。I20はお酒を買うのには必要ないので笑、常にお留守番。

そして今回の春休みに案の定、私のI20は置いてけぼりになりました。笑

行きのボストンローガン空港で気づいたのですが、I20を忘れた場合も救済措置があることは聞いたことがあって(=I515-Aという書類をアメリカ入国時に作成してもらう)、時間も余裕がなかったので、I20を持たないまま出国してしました。I20は出国時には一切必要ないので、いたってスムーズに出国。笑

しかし問題はアメリカ入国時。案の定パスポートコントールでつかまり、初めて別室へ移動。I20を忘れた自分が悪いのですが、下記の理由で大変でした:

・何分待たされるのかわからない。私の時は15人くらい待たされていて、1人1人を捌くのがとにかくゆっくり(効率の悪い市役所の窓口等でありがちなイメージ)なので、入って15分くらい経つと「何分かかるか不明だが長期戦になることは明らか」と予想できてしまう。私は1時間半待ちました。

・携帯禁止の張り紙がそこら中にしてあるので、携帯やノートパソコンを使えないので、作業や暇つぶしができない。本を持っていればマシだが、本がなかった自分は時間が永遠に感じられました。

・たまたま1人赤ちゃんがいて、永遠とすごい声で泣きわめいていた(結果45分くらい)。音楽も聴けないし耳栓も持っていなかった人が大半で、上記の状況と相まってその場の全員の顔色が悪く神経がすり減っている様子でした。

そして自分の番がようやく来て、I515-Aを発行してもらおうとしたところ、係員の人から「君はI20をスマホのカメラで撮影した画像を持っているか」聞かれ、持っていたので、その場で係員の人が対応してくれて、結局I515-Aは発行せずに全て済みました。

もしI20の画像データを持っていなかったら、I515-Aを発行して、入国後も幾つか手続きをしないといけなかったので、その手間が省けたのは助かりました。

米国留学中のみなさまにおかれましては、とりあえずI20を貰ったらスマホで写真を撮って画像保存しておくこと。そして再入国時にはI20はくれぐれも忘れないように。

もし忘れてしまったと気づいた時は、再入国自体はできるはずなのでそこは安心して良いのですが、別室待機に備えて帰りの便に乗る前までに紙の本を一冊準備しておくと良いかもしれません笑。

See you soon:)